思うこと
「神は細部に宿る」
こんにちは、ぬけさくベースのぬけさくです。
ここ3ヶ月程強くなることを一心に願いクライミングに励んできました。
調子も良く、しんどいながらも楽しく登っていました。
しかし、ついに指の関節が壊れました。
手を握り込むことができなくなりました。
ガバを掴むと鋭い痛みがあります。
こんなに痛むのは初めてです。
当分の間登れないと思います。
そんな中で思うとこもありました。
「なぜ登るのだろう?」
それはやはり強くなりたいからです。
では「強くなってどうしたいのか?」
その答えが分かりません。
この人だけには負けたくないという人と切磋琢磨して登っていました。
その人より先に登りたいという気持ちを強く抱いて登っていました。
正直、この状態に疲れて来ました。
「誰かに勝つために登ることをこの先ずーっと続けて行けるのだろうか?」
この答えは安易に出てきません。
間違いなく、この状況で登っている今は楽しいです。
でも、近い将来、勝てなくなるような気がします。
また、友達が強くなっていく過程を見ていると称賛の気持ちより、『嫉妬』や『焦り』や『苛立ち』の気持ちが僕の心を支配します。
この状態でこの先クライミングを続けたくはないと思いました。
なので、指が痛くて登れないこともあって、少しだけクライミングから離れてみようと思いました。
完全には辞めれないし、辞めたくもないので、ゆっくり、のんびり、自分が楽しく登れたらいいなと思い、壁に向かおうと思います。
かしこ。